ぽっかぽかで取り組んでいる介護予防の一部をご紹介いたします。
おとなの学校メソッド
「おとなの学校」とは、日中アクティビティ全体を学校に見立てて、朝礼、授業など学校生活を模した高齢者ケアです。
「学校」という「場」の設定によって利用者は「学生気分」を体験でき、元気に動けるようになります。また、スタッフは介護のみならず「学校の先生」として働くため、楽しくプライドを持って働けます。
学生役である利用者が自主的に動くために活動全体が自然な機能訓練となるので、どんどん利用者の体の動きは良くなり、介護は楽になります。
DKエルダーシステム
リハビリや介護予防に欠くことのできない機能訓練は、どうしても肉体的・身体的負担を伴うことが多くなりがちです。
第一興商の「DKエルダーシステム」は「音楽」「体操」「映像」を用いた3つのオリジナルプログラムを通じて、楽しみながら無理なく継続でき、利用者の介護予防や健康維持、生きがいづくりをサポートします。
厚生労働省は「総合的な生活機能向上」の中で、「運動・口腔・認知」機能の向上・改善を介護予防の柱としています。
エルダープレミアムコンテンツはそれら機能の向上・改善や日常生活動作及び、生活関連動作等、社会的行動の自立支援を視野に入れて開発されています。
くもんの学習療法®
学習療法は、読み書き・計算、コミュニケーションにより、脳の活性化を促し、認知症の予防・改善をはかるオリジナル・プログラムです。
学習療法は「学習」という名前がついていますが、子どもたちの「学習をつけるための勉強」とは全く考え方が異なります。頭の健康を維持するためのいわば音読と簡単な計算による「頭の体操」です。
高齢者の方々が楽しく学習し、効果が出るように、教材や学習法が工夫されています。
※希望者のみ実施(税込2160円/月)
学習療法の特長
01脳科学理論から誕生した学習療法の効果と実績は検証済みです
学習療法は、2001年国の助成を受けた研究プロジェクトとして研究を開始し、認知症の予防だけでなく、維持・改善にも極めて高い効果があることが実証されています。
02非薬物療法です
薬は用いません。
非薬物療法なので、薬のように副作用の心配がなく、どなたでも実施できます。
03コミュニケーションを大事に、高齢者の「自信、意欲、誇り」を引き出す学習法です
高齢者の笑顔と尊厳を大切に、できたことを認めることで「自信、意欲、誇り」を引き出すよう努めています。
高齢になるにつれ、これまでできていたことができなくなってきて、自信や意欲を失い、不安な気持ちに陥りがちです。できないことを指摘しないこと、不安にさせないことが認知症を患った方への対応の基本と言われています。
学習療法は「できる喜び」を大切にします。
04「学習療法実践士」の資格を持った施設職員が行います
学習療法は、理論と技術をマスターした「学習療法実践士」が正しい方法で行うことで、効果が高まります。